その他

*新しい企画について
 この企画は、本研修会を受講して頂いた先生方を対象とし、実際の患者さんを通して診断、動的治療、保定までの一連の診療行為を約2年半から3年かけて行うもので、2008年3月からスタートしています。なお、患者さんには、研修の主旨、目的をご理解頂き、ご了承、ご協力を頂ました。現在、Miniscrewを挿入し、上顎前歯部の後退を行なっているところです。

*リフレッシュコースについて
 これまでに行なわれたリフレッシュコースは以下の通りです。

第1回:2003年5月08日
T.デジタルカメラの撮影から画像処理まで
U.ブラケットポジショニングの基本的な考え方
V.トランスバース(左右非対称症例)の問題について

第2回:2003年9月28日
T.本格的矯正治療症例を失敗しないための環境とは?
U.DTP入門について

第3回:2004年5月30日
T.Transverseの治療戦略を考える
U.日常臨床に役立つヒント

第3回の補講:2004年7月22日
T.何故、成長期の小児のTransverseの問題を放置することはできないのか?
U.非対称性成長を惹起するメカニズムについて
V.デジタルに関するあれこれ

第4回:2005年3月3日
T.デジタル一眼レフカメラの歯科臨床での応用
U.Photoshopによる画像のレタッチについて

第5回:2006年4月13日
T.Lindhe 臨床歯周病学とインプラント(臨床編)の第31章の矯正治療と歯周治療の
  訳を通して矯正治療を考える

第6回:2006年11月23日、2006年12月07日、2007年1月11日、2007年3月1日
 パソコンの基礎について4回の連続コースを実施。内容は、パソコンの仕組み、アプリケイションソフト、デジタルカメラの仕組みと撮影方法、Photoshopによるレタッチ、PowerPointによるプレゼンテイション、パソコン通信、インターネット、等でした。

第7回:2007年8月1日、2日:軽井沢、夏の課外リフレッシュコース(至心庵にて)
「矯正治療の目的は正常咬合の獲得か」と題して、正常咬合の概念を見直し、矯正治療のゴールについて考えて見ました。

今後予定されるテーマについて
・Verticalに問題を有する場合の治療戦略を考える
・患者資料の文書化に必要な画像の知識
・Lindhe 臨床歯周病学とインプラント(インプラント編)の第43章のインプラント
 を固定源として用いた矯正治療の訳を通してインプラン矯正治療を考える
・機能的顎矯正装置とヘッドギアの理論的相違と臨床応用について
・その他

第8回:2008年3月13日〜
 診断、動的治療、保定までの一連の診療行為を実際の患者さんを通しての研修を開催中。
2009年10月現在、すでに22回の研修を終え、抜歯スペースの閉鎖中である。

第10回:2009年10月22日、11月05日、11月19日(予定)
 デジタル画像の復習について3回の連続コースを補講として実施予定です。内容は、デジタルカメラの仕組みと撮影方法、Photoshopによるレタッチ、PowerPointによるプレゼンテイション等です。

第11回:2009年12月3日(予定)
Functinal appliance についての正しい知識と臨床応用について触れる予定です。なぜ、過去の機能的顎矯正治療法の理論的根拠が難解なのか、また、アメリカや日本での普及が遅れた理由などを考える予定です。

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